介護施設経営の失敗に学ぶ
インキュベクスの上村です。
僕の周りにはたくさんの経営者がいます。
そして、彼ら経営者の周りにはたくさんの失敗者が
います。失敗者とは介護ビジネスでのこと。
「介護施設で倒産した友人・知人がいる」
「介護施設経営では人が集まらなかった」
この手の話はいまだに耳にします。
介護施設事業への参入の理由をうかがってみると
「補助金がもらえたから・・」
「高齢化の時代だから・・・」等様々です。
そして、事業が失敗した理由をうかがってみると
「事業を任せた人間が辞めた」
「入居者が集まらなかった」あたり。
不思議と誰かの責任になっています。
経営者ご本人は金も用意したし、採用もした。
だから事業が失敗したのは、自分の責任では
なく責任者という誰か?時代の責任になっています。
しかし・・その施設で行われてきた活動をうかがって
みると・・具体的な失敗理由が浮かび上がってきます。
◆制度のこと
介護保険、医療保険の制度も知らなかったり
◆採用のこと
ヘルパーの募集を年収200万円台で行っていたり
◆責任者のこと
ヘルパー経験者に経営を任せていたり
◆原価計算
補助金欲しさに原価計算がなされていない
◆ターゲティング
誰のための施設か?
これらを含めてなすべきことがほとんどなされて
いないことが分かってきます。
僕から見ると・・知らない=知らなすぎる故の失敗だったのでは?
と思うのです。
少しだけ私のことを書かせていただきますが・・
入居費用9.5万円の介護施設を経営していますが、
わずか19部屋で年商1.2億円(営業利益28%)
ヘルパーには年収550万円から450万円の待遇を
提供させていただいています。
介護施設経営に興味のある方、あるいは未練のある方
是非、見学にいらっしゃってください。