介護施設の建設コストを50%削減する具体的な方法
訪問看護/訪問介護/施設運営/訪問診療のバックオフィス、起業支援を行っている、インキュベクの上村です。
私は現在横浜市鶴見区でわずか19床ではありますが介護施設を経営しています。
私がこの介護施設を経営するにあたって実現したかったことがあります。
具体的には
①利用者様の入居費用を月額9万円台に設定すること。
そして2つ目にはスタッフの給与を正社員さんであれば500万円以上の設定をすることでした。
この2つを実現するためにも、本日のテーマである
「介護施設の建設コストを50%削減する」ということにこだわる必要があったのです。
実際に私が建設コストに支払った金額は9000万円ほどだったかと思います(現在は私が建てたものと同じようなものを建てる場合にはウッドショックなどの影響により頑張っても1.3億円位の建設コストになるかもしれません。)
その具体的なコストダウンの策をご紹介して参りましょう
◆介護施設の建設コストを50%削減する方法(その1)
まず1つ目は単純明快です。
入居者様の入居いただく部屋のスペースを9平米程度までサイズダウンします。9m2はすなわち6畳と言う大きさです。
私は行政と打ち合わせをさせていただきながら、新築として9平米の広さを合意させていただきました。
ちなみに補助金ありで作るサ高住あたりは18平米ほどの広さが求められていますので、単純に考えると、建築コストは倍に跳ね上がる可能性はあります。
◆介護施設の建設コストを50%削減する方法(その2)
介護施設の中で必要とされる水廻りが本当に必要かどうか?をつぶさに研究いたしました。
私が経営する介護施設が対象とするご利用者様の多くは医療・介護サービスを求める方が対象です。
医療依存度が高い方々の多くは、ご自身で水廻りを利用できません。
そういった環境がありますので私は水回りを充実させるよりも、1ヵ月あたりの賃料を出来る限りリーズナブルな価格体系に設定することを選んだのです。
◆介護施設の建設コストを50%削減する方法(その3)
今回ご紹介するコストダウン策としては最後の項目です。
具体的には共有スペースを出来る限りミニマムを選択します。
介護施設の建設を考える場合、誰しもがご利用者様の多くが共有スペースで語り合い和み合うといった交流がある風景を想像されるかと思いますが、私共のご利用者様の多くは医療依存度が高めの方々であることからご利用者様が一堂に会して、食事をする事はほぼほぼ困難であることが現実なのです。
実はこれらの他にもコストダウンのためにこだわったポイントというのがたくさんありますが、まずは今回の3点にこだわって製図を書いてみるのもいいかもしれません
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