開設までのプロセス~私たちがコンパクトな老人ホームにこだわる理由とは~

お世話になっております。インキュベクスの丸山です。

普段私は、土地探しから建築・行政への申請関連のサポートを中心に業務を行っております。

老人ホームの開業までには様々な手続きが発生します。

本日は、老人ホームは、どのようなプロセスを経て開業に至るのか、そしてなぜ私たちがコンパクトな老人ホームにこだわるのかをご説明いたします。

建築地域に合わせた調査・プランニング、申請業務もサポートします

私たちがご提案している「介護の王国」は、150坪程度の土地でも建設が可能なコンパクトな住宅型有料老人ホームです。

先日お伝えしたようにこれからの土地活用の手段として多くの土地オーナー様よりお問合せを頂いております。

しかし、オーナー様がお持ちの土地の形は様々なので、ただ単純に建物を当てはめればいいわけではありません。

ですので、まず私は、その土地に建物が建てられるのか、調査やプランニングを行います。

市区町村によって建築条例が違います。その地域での建築が可能かどうかの事前調査は非常に大切です。

ここで一番のポイントとなるのは「接道」です。特に介護施設は消防や救急車が入るケースが想定されるので、前面道路は一定の広さを確保しなければなりません。

建築会社様から候補地をご紹介いただいた際には、土地の形、またその地域の建築条例を鑑み、設計士に図面の作成を依頼します。

その後、(かなり専門的な説明となってしまいますが…)行政への事前相談、事前協議、設置届、開業届を行うため、土地オーナー様と一緒に行政機関の開発部門へ出向きます。

オーナー様も初めて介護施設を作る場合、わからないことが多いため、手続きや書類提出のお手伝いをします。

行政より「廊下はこの幅で車いすが通れるのか」という質問が出れば「車いすが通る場合、この部分は何センチあきます」といったご説明などもします。

そのために、詳細な調査や書類の作成が欠かせません。

入居費用を抑え、誰もが入れる施設を作るために

「介護の王国」は、年金の範囲、月10万円以下の費用で食事ができてケアしてもらえる場所を作ることをコンセプトに開発したコンパクトな住宅型有料老人ホームです。

老人ホームに入りたいけれど経済的に入れない人、生活保護を受けている方でも安全に安心して住むことが出来ます。

行政からは、「なぜコンパクトな施設を建てることにこだわるのか」ということは、よく聞かれます。

私は、なにより「弱者を救済したいという目的からこの値段設定で、10万円を切るためにはこのコンパクトな建物なのです」というところをご説明します。

建築費用を抑え、オーナー様や事業者様の負担を減らすことも目的ですが、最大の目的は、入居者様の入居費用を抑えることです。

もちろん、入居費用を抑えるために実際のケアに支障があってはいけないので、我々は直営施設での経験をもとに、「この大きさでも入居者様に満足していただける建物だ」、ということを証明しています。

もちろんコロナなど感染症対策として、各居室に換気システムを付けるなど、快適に暮らしていただける設備はきちんと設置しています。

直営施設での取り組み~入居者様は、どのような生活をされているのか~は、ブログで日々ご紹介しています。


是非、お時間のある時にご覧ください。

「介護の王国」の運営を検討してみませんか?

介護施設経営は、事業を展開している地域や事業者様のご事情により様々な方法があります。

私たちインキュベクス~「介護の王国」~では、お客様にしっかりとヒアリングをさせていただき、エリア状況や収支シュミレーションをもとに最適なご提案をさせていだくことが可能です。

介護施設経営を検討されている事業者様は、お気軽にお問い合わせください。

※お問合せ内容の確認後、担当者よりご連絡させていただきます。