「建設後20年間ちゃんと運営してくれるんでしょうね?」私が地主さんに土地活用の提案で「老人ホーム」を勧める理由
こんにちは。インキュベクスの小林です。
私が地主さんに土地活用の提案で「老人ホーム」を勧める理由は下記の理由からです。
1.立地に左右されない
2.入居者募集の必要がない
3.入居時のリフォーム費用負担がない
4.地域貢献事業
5.建物が古くなっても同じ家賃収入が得られる
6.競合がない
7.安心の事業者を紹介しサポートしていくので安定経営
8.トイレ・洗面・浴室・リビングなどが共有のため建築コストが抑えられる
9.節税対策になる
10.パートナー様との事業提携により、20年の一括借り上げが実現
地主さんが老人ホームを建設するにあたり、心配なのは、ローンを返し終わるまで
「建設後20年間ちゃんと運営してくれるんでしょうね?」
に尽きると思います。高齢化が進み、高齢者だらけになるのはなんとなくわかってはいるつもりだけれど・・・
「その高齢化っていつまで続くの?」
「老人ホームが増えたらどうなるの?」
など心配事がたくさん・・・
今日は高齢化がどれだけ深刻で、この先どれくらい続くのかをお話したいと思います。
高齢化は最低でもあと46年続く・・・!?
2000年に介護保険制度がスタートしてから2017年までの介護保険の利用者の増加を見てみると、それは明らかです。
要介護認定者の認定者数は、2019年4月現在644万人でこの18年間で約3.0倍になりました。また、この数は拡大していくことが有識者の試算により確実とされています。
そして驚くべきは、高齢化は2065年まで予想されていること!
75歳以上人口は増加の一途をたどっています。
(ぎゃー私も高齢者になってるし・・・)
これ見て・・・びっくり!!
2065年になっても高齢者は増え続けています。高齢化率・・・38.4%
日本は一体どうなるんだろう・・・ なんと2.5人に1人は高齢者・・・
高齢者が老人ホーム確保をめぐって奪い合う事態なども予測されています。
このような情報を目の当たりにすると、「老人ホームを建設して大丈夫か?」以前に、「私たちが高齢者になったときに入れる老人ホームがあるのか?」が心配になるのです。
このまま行くと圧倒的な
高齢者>老人ホーム
の図式が見えてきます。
低所得の高齢者は現在も多数・・・今後も増え続ける
そしてもう一つ社会課題になっているのが、高齢者の低所得者が多いという事実。
高齢者の平均月収は16.0万円。何とか年金の範囲で暮らそうとしている方が多いのです。
自分の親が老人ホームに入るとして、親の年金だけで入ってくれる施設を希望する方がとても多いなか、有料老人ホームの平均額は地方により差があるものの17万が平均価格です。
となると・・・
老人ホーム利用料17万+介護保険負担3万+実費1万+医療保険1万
なんと全部で
22万円・・・
た、足りないじゃないか・・・毎月6万円をどうやって捻出するか・・・
こんな問題が出てきます。
そして、高齢化社会・・・元気に高齢になればいいのですが、医療の発展により要介護状態になってからも10年以上生きていることになるわけです。
平均寿命と健康寿命の推移
ということは・・・・
6万×12ヶ月×10年=720万円
を家族が負担しなければならないというわけです。
ご両親が二人とも老人ホームに入ろうとすると、この2倍を家族が負担するということになります。
・・・なお、これはあくまで厚生年金の場合の一例です。国民年金の平均支給額は5.5万円ですので、もう“恐ろしい負担額”になるということはお分かりでしょう。
国民年金 単身者 55,615円
国民年金 夫婦2人分 111,230円
厚生年金 男性 166,668円
厚生年金 女性 103,026円
厚生年金(夫)+国民年金(妻) 222,283円
厚生年金 夫婦共稼ぎ 269,694円
となるとやはり、住宅型有料老人ホーム『介護の王国』が提供する、
月額入居費用9.5万円(水道光熱費・食費込み)
は圧倒的ニーズがあると言えます。この金額設定は、生活保護の方の受け入れも可能としています。
近年は、生活保護申請する人も急増しています。
また、近年生活保護申請する人が急増しているのですが、実はそのうちの大多数を高齢者が占めています。
年齢階層別被保護人員の年次推移
日本の生活保護受給者は約216万5000人で、およそ日本国民の50人に1人が生活保護を利用していることになります。
最も生活保護受給者が多いのは高齢者世帯で、生活保護を受け取っている世帯のおよそ半分が高齢者世帯なのです。
さいごに
本日お伝えした内容をまとめると
・高齢者は2065年まで増え続けるため(46年先)、今後20年以上の安定運営が期待できる。
・高齢者は低所得者が多いため、価格の安い老人ホームが求められる時代である。
いかがでしょうか?
高齢化がどれだけ深刻で、この先どれくらい続くのか、そして低価格の有料老人ホームが安定運営できる根拠について、ご納得いただけたと思います。
老人ホーム運営にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。。