利用者様一人ひとりを深く知ること。担当制だから実現する、より良いケア

こんにちは、インキュベクスの大坪です。

今日は、私が「介護の王国 鶴見梶山店」で約2年間、施設長をしているとき、利用者様と接しながら感じたことをお話します。

「介護の王国」横浜市鶴見 梶山は19床の小さな施設です。その中で、社員のヘルパーが19人の利用者様を、それぞれ担当制でサポートさせていただいています。

担当制にすることで、入居される前にケアマネージャーが家族から聞いている利用者様の状況やご希望を吸い上げ、食の好みから接し方まで、一人一人のことを深く知ることができるのです。

また、他のスタッフが気づいた利用者様のちょっとした変化などを、担当者に確実に伝えることで、それがケアプランに反映され、より良いケアにつなげることもできます。

密なコミュニケーションで、ふとした本音に気づく

私が担当していた利用者様で、脳梗塞と乳がんを患った、70代のAさんという方がいらっしゃいます。

病気の後遺症で片麻痺がありましたが、残っている力で自分にできることを探りながら、前向きに生活されています。

トイレにも自力で行かれていましたが、ある日、立ち上がりのときにふと辛そうな表情を見せ、手足の震えにも気づきました。

「大丈夫ですか?」

と声をかけると、ふだん弱音を吐かないAさんが、

「立つのが辛いわ」

とおっしゃったのです。

担当制で密にコミュニケーションをとっていたため、A様も他の人には見せない顔を見せてくれたのでしょう。

私自身、筋トレが好きなこともあり、ふと思いました。

「リハビリを取り入れて筋肉の使い方を改善できないか」。

さらに言えば、実は私は椎間板ヘルニアを持っていて、理学療法士から痛みから逃れられる立ち上がり方や座り方の指導を受けていました。体は嘘をつかない、やればやっただけの効果が返ってくるということを、実感していたんです。

適切なリハビリにつなげ、生活の質が向上

そこで、サービス責任者に相談したところ、Aさんは週1回、理学療法士による、訪問リハビリが入ることになりました。

最初はリハビリへの戸惑いもあったようですが、筋肉の使い方を覚えることで効果が出て、生活の質も上がっています。

このように、介護の現場で担当者が一人一人の状態をしっかり把握すること、ヘルパー同士も情報交換を密に行い、医療との連動がなされることで、より良い介護が実現できると思っています。

当施設で新たなチャレンジはじめませんか!

「介護の王国」横浜市鶴見 梶山では、現在、介護スタッフを募集しています。

介護という仕事が好きな方、当施設で新たなチャレンジはじめませんか!

とにかくチームワークがよいアットホームな職場です。

子供さんがいらっしゃる女性スタッフも多く在職していますのでシフトの考慮などもお気軽にご相談下さい。

求人情報は、こちらからご確認いただけます。

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