「自立支援介護」の研修会が開催されました。

こんにちは。「介護の王国」プロジェクトメンバーの舩見です。

昨日、「介護の王国」の加盟ご契約者様、施設スタッフ様を対象にした「自立支援介護」の研修会が開催されました。

今回は、「介護事業所で入院者を出さないケア手法」と題し、

・要介護高齢者の体調管理に必要なケア

・認知症状にどのように向き合うのか

この2つのテーマに講義を行いました。

講師は、日本自立支援介護・パワーリハビリ学会認定 自立支援介護認定講師の久保明人先生です。

久保先生は、今秋より北海道室蘭市にある北斗文化学園北海道福祉教育専門学校で講師を専任教員を務めれています。

本日は、北海道よりお越しいただきました。(ありがとうございます。)

前半は、要介護高齢者の体調管理に必要なケアをテーマに講義が行われました。

前半は、要介護高齢者の体調管理に必要なケアとして、主に高齢者の口腔機能と食事との関連性についての講義が行われました。

・食事の持つ意味
・口腔機能と食事の関連性
・咀嚼と嚥下
・安全に食事を食べる5つのポイント
・胃瘻の弊害

などについて、事例を交えながら詳しく説明いただきました。

特に介護現場における「誤嚥性肺炎と予防」については、皆様とても真剣に聞き入っていました

後半は、認知症状にどのように向き合うのかテーマに講義が行われました。

後半は、高齢者の認知症についての講義が行われました。

・単なるもの忘れと認知症の違い
・認知症の構造
・タイプごとの認知症
・認知症の原因
・認知症のケア方法

などについて説明がおこなわれました。

特に認知症は「脳の病気」という単一的な捉え方をしてはいけないこと、それぞれの方に応じた原因や予防・対処方法があることには、皆さまとても感銘を受けられたようで、多くの質問が飛び交っていました。

本日の研修の内容を現場の介護スタッフが知っているのと知らないのでは、入居者様への日々のケアは、もちろん、介護施設の雰囲気にも大きな差が出てくるのではないのでしょうか。

「介護の王国」では、加盟契約者様・スタッフ様と対象に、このような研修も定期的に開催しております。ご興味のある方は、お気軽にお問合せください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です