高い収益性を実現する事業運営ノウハウ
運営事業者は安定的な施設経営を、スタッフは長く働く価値を感じられる職場作りを実現するために、効率的な運営ノウハウとオペレーション方法がきめ細かく設計されています。
病床の大幅削減政策により、これまで病院のベッドに頼らざるを得なかった人や退院した患者たちの受け皿として医療・介護が整備された「住まい」が必要になります。「介護の王国」では、効率的な「医療・介護」体制の提供と運営事業者の安定的な施設経営のために様々な仕組み化を進めています。
入居者基準を要介護レベル3~5を中心に設定
収益性が高い事業運営を実現するためには、介護保険・医療保険を利用した付加サービスである医療・介護・生活支援の質の維持が求められます。
そのため入居時に面談を行い、ある程度の要介護レベルの方を優先的に入居認定し、訪問医や訪問看護、訪問介護との連携による質の高い、かつ保険利用による適正な負担額でのサービス提供を持続します。
価格設定への挑戦―家賃月額9万5千円(食費込み)の実現
年金の範囲で安心して暮らせる住まいを提供するために
今後急増が予測される要介護認定者の方々が年金の範囲で安心して暮らすことができるよう、入居費用を食費込み月額9万5千円に設定しています。
これは高齢者の月収状況が平均16.5万円なのに対し、老人ホームの月額費用が平均17.3万円(6)という、ニーズとのギャップに着目し、ボリュームゾーンのニーズに合わせた入居費用を設定することが弊社の、事業計画当初からの目標だったためです。
この低価格でも収益構造を改善・維持できるビジネスモデルとなっております。
ご入居者様の一番の楽しみ「食事」から自立支援ケアを実施
入居者様に選ばれる自立支援ケア
自立支援ケアは「食事(栄養摂取)・水分摂取・自然排泄・運動」の重要性に着目し、ご本人の体調を整え活動性を上げることで、高齢者の体力等の回復を目指すケアです。
「自ら食事ができることは自立への第一歩」の理念のもと、医師・看護師の指示にもとづいてサービス提供します。
また、食事は質の高い、満足度の高い配食サービスを利用することで安定した供給が可能です。
長く働く価値を感じられる職場作り
手厚い介護ケアを提供するスタッフ体制
要介護状態の方に行き届いた介護サービスを提供するため、能力のある介護職や専門職が満足してやりがいをもち、活躍できる職場づくりを基準化しています。
開業当初から、集まったスタッフのレベルに合わせて適切な入居者像・人数を想定し、業務フローを組み立てていくため無理のない勤務体制が取れます。
これは「入居者を入れられるだけ入れる」従来の介護施設の在り方とは真逆ですが、我々は検証から「職員のスキルとモチベーションがあってこそ入居者が満足できるサービス提供ができる」という画期的な理念を打ち出しました。
また業務・ケアサービスの均質化のためにすべての業務における標準的な時間と個人の仕事の質・量も数値化し、明確な評価制度を作り上げ、それにもとづき介護スタッフを評価することで、スタッフ個々の能力差によるケア品質や提供時間のばらつきを解消するようにしています。
これは「業務の仕組みがきちんと整っていれば、リーダー職の能力に頼りきる必要のない業務体制、職場づくりができる」ことを証明するためであり、実現もできています。
入居者の生活状況をリアルタイムで把握。見守り業務を効率化
IT・IoTによる業務効率化
バイタルや人感・温度・湿度・照度等、複数の見守りセンサーで入居者の生活状況を把握。介護職員の負担となる見守り業務を効率化します。