介護職の採用に困らない介護施設運営（介護職員はこうすれば採用できる！）
お世話になります。インキュベクスの青井です。
現在、介護施設経営への参入を考える方の多くが介護職員の採用に不安を持たれています。
実は、私たちも直営の介護施設開業を検討していた時には同じような不安を抱えていました。
しかし「職員の働きやすさ」に対して施設運営の視点から考え、多面的な取り組みを行うことにより、今では、安定的な介護人材の確保に成功しています。
本日は、私たちの介護施設がどのような方法で介護職員を採用・定着させているのかをお伝えします。
人材不足が深刻化。2035年には79万人の介護人材が不足
ご存じの通り近年、介護業界では人材不足が非常に問題視されています。
そして介護人材が不足している理由としては「採用が困難である」が大半を占めています。
出典元：「平成29年度 介護労働実態調査」－公益財団法人介護労働安定センター
人材不足は、今後さらに深刻化。2018年5月の経産省の発表によると2035年には約79万人の介護人材が不足すると試算されています。
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180508/mca1805080500003-n1.htm
SankeiBiz（サンケイビズ） – 2018.5.8
このように今後介護ビジネスを推進する上で人材不足に対する対策・備えは非常大きな課題と言えます。
このような背景を踏まえ、私たちの「介護の王国」では、どのような取り組みを行っているのかをご紹介します。
「職員の働きやすさ」をきめ細かく構築
前述したように私たちは、施設運営の視点から「職員の働きやすさ」をきめ細かく構築しています。
（１）職員数4名を実現する介護施設
まず、私たちのコンパクトな介護施設の運営に必要な介護職員数はわずか4名です。
小さな施設・小人数にこだわったからこそ、人手不足に困りにくい職場環境を実現しています。
実際に介護現場での労働条件の不満は、「人手が足りない」が最も高いとの調査結果もあります。
出典元：「平成28年度 介護労働実態調査」－公益財団法人介護労働安定センター
慢性的な人手不足で介護スタッフが疲弊しないためにもわずか4名で運営できることが大きな意味を持ちます。
もちろんスタッフが入れ替わる際でも採用はさほど困難ではありません。
（２）1日4時間のパートで運営する介護施設
私たちが運営する介護施設は社員とパート・アルバイトの比率は4：6程度。介護施設のご近所にお住まいの女性を主に採用しています。
直営施設ではパート・アルバイトさんの時給は最大で1900円をお支払いしています。
（３）介護福祉士は年収400万円～500万円で迎える介護施設
介護施設運営に豊富な経験やスキルでこたえてくれる正社員様には年収400万円～500万円の待遇でお迎えしています。
世の中で言われる介護職員の待遇は皆様がご存じのとおりです。
頑張るスタッフに待遇で応えることが出来る介護施設こそこがこれから先の10年も、20年を生き残るのではないでしょうか？
（４）週休2日・有給消化率100％
きっちり働き、きちんと休む。そのためのシフト作成や職員間のコミュニケーションには力を入れています。
特に有給消化率はほぼ100％を実現しています。
（５）5職位7段階＝35ランクの給与設定
私たちの待遇は経験、資格、その他によって35ランクで評価をしています。頑張った人にふさわしい待遇でこたえます。
※処遇改善一が認められたキャリアラダーを実現しています。
（６）目標営業利益を獲得できる介護施設オペレーション
私たちは、徹底して施設運営に必要な経費を見直すことで、販売管理費用を下げ、人件費率を向上させています。
これにより職員への待遇を上げ、入居費用を9万円台を実現。それでもなお、新たな投資を実現する収益率を実現することができました。
さいごに
このような取り組みの元、私たちの介護施設では、現在安定的に職員の採用・定着が実現しています。
介護ビジネスを推進する上で、職員の働き易さにどこまでもこだわることで採用が困難ではないことがご理解いただけたのではないでしょうか。
介護職員の採用・確保に悩まれている方は、是非、私たちの直営店舗への施設や各種資料をご請求ください。
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