私が看護師さんの働き方に思いをめぐらしてみた話

私が看護師さんの働き方に思いをめぐらしてみた話

こんにちは。税理士の鈴木佳美です。

この確定申告の時期、私は様々な業種の様々な経営者の方から、会計・税務の相談を受け、数値を見ながら、前期の決算をまとめ、来期の対策を立てています。

この時期、法人であれば12月末決算、1月末決算のお客様、個人事業主の方は、不動産業も含めてみな確定申告のため、数値をまとめ、見ていくことになります。

来期はどうしたらいいのか、といった対策も立てていきます。

今回は、様々な業種の中から、理美容業界と介護の関連についてのお話をいたします。

看護師さんの「働く場所」のあり方は今

働き方にはいろいろな働き方がありますが、「働く場所」のあり方もその分類方法の一つです。

例えば私自身の働き方は、税理士ですので「訪問型」の働き方となり、いつも決まった場所で働くものではありません。

もちろん、オフィスはあって、そこにお客様がいらっしゃることもありますが、そこで過ごす時間はほとんどありません。私のお仕事では、ほとんどの時間、移動してお客様を訪問しています。

あちこちに出かけて大変ですね、って?
いえいえ、私にとってお客様の訪問は、いろいろ学びがあるので結構楽しいことなのです。

お客様を定期的に訪問することで、お互いに様々なことが見え、安心感や信頼感も増していきます。

また、お客様のご家族の関係やヒストリーも見えてきて、抱えていらっしゃる問題も見えてきます。

看護師や介護職の方でも、同じようなことがあるのではないでしょうか?

看護師や介護職の方の場合も、病院で働く方、クリニックで働く方、施設で働く方、それ以外に、企業内で働く方、学校の保健室、行政の保健センター、教育機関など、いろいろな働く場所がありますよね。

その中でも、訪問看護ステーションや訪問介護事業所のような、ご利用者様を訪問するお仕事の需要が高まっており、それはやはり、在宅で療養生活を送るご利用者様と、お互いに安心感や信頼感を築きやすいところに理由があるのではないでしょうか?

小売業の方であれば、お店があり、そこに来店されたお客様に物を買っていただくという商売のスタイルですが、税理士は訪問型の働き方ですし、カタチのある物を買ってもらうスタイルでもありません。

看護師さんも、そうですね。

もともと、カタチがあるわけではなく、看護師さんの中に蓄積された科学的な知識・技術でみなの健康を守り、安心して豊かな生活が送れるように支援するお仕事のスタイルでしたが、さらに訪問型のスタイルが定着してきたように感じています。

一方で、最近では訪問看護ステーションでも、単なる訪問だけではない仕事のあり方を考える必要が出てきました。

ご自宅に住み続けることのできない在宅の患者様が出てきた、つまり、「患者様がいて看護のニーズもあるのに、訪問先がない」という状況が出てきているのです。

そこで、訪問先となる高齢者の住まいを作ってあげる必要が出てきたのです。

そのための低価格で住まえる老人ホームが「介護の王国」なのです。

看護師さんの「カルテ作り」から考える新しい働き方

さて、私が訪問のこと以外に、看護師さんの働き方でいろいろと考えるのは、「カルテ作り」です。

看護師さんの「カルテ作り」は本当に感心します。

カルテにはすべての大切なヒストリーや情報が詰まっていますが、その膨大な情報について、記録をする、議事録を作る、文書を残すといった煩雑な作業を、ホワイトカラーの方でも案外苦手な方が多い中、看護師さんはそうした仕事の仕方が基本で当たり前にこなしています。

他の仕事のスピードも早く、段取りの仕方も上手で、全体像もよく掴んでいらっしゃいます。

ドクターの指示の内容をいち早く理解し、自分が何をしなければならないかも正確に理解されています。

訪問看護の現場は、たった一人で利用者様のご自宅を訪問し、バイタルのチェック、それに基づく状態の判断(アセスメント)、処置、ご家族への説明、そしてカルテを含めた書類の作成などを、短い時間ですべてこなさなければなりません。

訪問看護師が訪問する時間はほとんどが60分。

場合によっては30分の訪問もある中、こうした作業を効率よくこなすのは至難の業ですが、多くの訪問看護師さんはテキパキと目を見張るような手際のよさで、作業を進めていきます。

こうした手早い「カルテ作り」の技術とマインドは、シニアの人々の助けになりますし、とても感心することではありますが、これが看護師さんの他の仕事を圧迫してしまっているのも事実です。

厚労省なども、こうした「カルテ作り」について見直しを考えており、ICT等によるペーパーレス化も含めた事務作業の負担軽減を進めています。

インキュベクスの「ケアーズ訪問看護ステーション」や老人ホーム「介護の王国」では、こうした動きをいち早く取り入れ、IT化の推進や、その技術による事務作業ゼロなどを目指しています。

看護師さんの負担が下がれば下がるほど、在宅の現場で看護師さんの活躍の機会が創出できると思いますし、起業する方も今以上に増えるのではないでしょうか?

起業される方には、私が税務面での支援をご提供いたします。

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