いつもお世話様でございます。
「介護の王国」開発チームのリーダーの滝です。

皆様は既にご存知のことだとは思うのですが、今春の介護保険制度の改正で、自立支援介護への取組みに対する評価が制度化される運びとなっております。

もし、ご存じない方がいらっしゃれば、いろいろなニュースなどで取り上げられていますので、インターネットのニュース検索などで「おむつ外し 報酬増」などで検索してみてください。

自立支援介護の中でも、特にデイサービスの報酬については、大きな影響を与えることが多くの皆様の知るところとなっております。

今回は、こうした今注目の自立支援介護を取り入れたデイサービスの事例について、ご参考までにご紹介したいと思います。

デイのどの介護度の高齢者にも自立支援介護が役立った!?

自立支援介護について、私たちインキュベクスでも取り入れ、奨励させていただいていることは、もう何度もご案内しているところですのでご記憶におありですよね。

弊社がご案内している「介護の王国(老人ホーム)」において、この自立支援介護の理論と実践を取り入れているわけですが、これは自立支援介護に関する国内での第1人者であります、国際医療福祉大学大学院の竹内教授の理論と実践でございます。

竹内教授のこの理論は、新潟県などが県の老人福祉施設協議会における研修や取組みに取り入れている内容でもあります。

この理論は、首相官邸が主導する未来投資会議で2016年に取り上げられて以降、内閣府や厚労省なども積極的に推進し、話題にも上ってまいりましたが、こうした話題が活発になる前からこの理論を強力に実践してきたデイサービスがありますので、その事例をお話しいたします。

デイサービスと言うと、ツクイ社に代表的される機能訓練特化型や、茶話本舗で有名になったお泊りデイなどが有名ですが、自立支援介護の事例を持つこのデイサービスは、タイプの違う3つのデイサービスを同一建物で展開しています。

1.リハビリ特化型(介護度の高い高齢者)
2.認知症対応型(該当の高齢者)
3.自立支援型(介護度の低い高齢者)

上記のようなあらゆる介護度やニーズの高齢者が集まるデイサービスなのですが、その様々な高齢者のどなたに対しても自律支援介護を実践し、幅広い対応が可能であることを強みとして示してくれる事例です。

自立支援介護を導入して経営まで改善!?

あらゆる介護度の高齢者が集まり、どの介護度であっても効果的に自立支援介護が行われているこちらのデイサービスでは、最終的に介護度が要支援1まで改善した(自立をした)段階で、デイサービスそのものから卒業するという流れを方針として運営されています。

そして、こうした自立支援介護の実践は、地域の中での強烈な差別化、ブランディングとなっており、経営数値の顕著な改善に現れているとのことです。

どのような数値の改善が出ているかというと、例えば3年間のスタッフの稼働率の推移をご覧ください。

 平成26年 ⇒ 68%
 平成27年 ⇒ 86%
 平成28年 ⇒ 91%

もう、一目瞭然ですよね?

平成26年から平成27年にかけて24%も向上しています。

私が別に誇張しているわけではなくて、これが本当に事実の自立支援介護による経営への効果なのです。

また、自立支援介護によって「元気になる施設となる」ということが明確な方針となったことで、この方針が社内外に浸透し、全社が一丸となって方針を徹底していく組織風土がつくられているそうです。

更に、採用、定着(離職防止)にも有効だとのこと。

デイサービスの組織風土まで変えてしまうというのは、いささか大げさすぎて疑われてしまいそうな気もするのですが、これはもうショックでも認めたくなくても受け止めざるを得ない真実なのです。

さいごに

私も仕事として自立支援介護の導入にかかわっている以上は宣伝も仕事のうちなのですが、意図してメリットを伝えようとしなくても、もう自立支援介護の時代となったことが明白に感じる、そんな事例のひとつです。

皆様の展開のご参考になりましたでしょうか?
こうした驚き、衝撃の一片でも伝わりましたら幸いです。