こんにちは。「介護の王国」プロジェクトメンバーの久保です。

本日も、弊社がサポートしている「自立支援介護」の水分ケア内容について簡単にですがご報告したいと思います。

水分摂取を積極的に目指すことが重要とお話を進めてきましたが、本日は水分ケアにおけるリスク管理について
です。

要介護高齢者は、心疾患を患っているケースが多くみられます

要介護高齢者の多くは、心疾患を患っているケースが多いです。

心疾患である慢性心不全が代表的であると思います。

この慢性心不全は、簡単に説明すると・・・

心臓は血液を循環させる役割があります。

活動を行うと、安静時よりも全身への血液の供給量を増やす必要があり、普通であれば心臓の働きを強め、供給量を補えるように対応します。

ちなみに心不全はこのような活動量に対して血液の供給量に応じきれない状態を言います。

このような、慢性心不全へのリスク対策として「水分制限」をかけて対応することが多いです。

しかし、慢性心不全に対して「水分制限」をかけてしまうと「脱水状態を悪化」させてしまうケースがあります。

この水分制限について、しっかりとリスク管理を介護現場でも行っていく必要があります。


※水分制限の内訳

介護施設では、慢性心不全のⅠ度、Ⅱ度の方がいらしゃいます。

Ⅰ度の方は、水分制限は不要という意味で多くの専門家が一致しており、Ⅱ度以上になると心不全の症状がはっきりとしてくるので、循環器科に治療を任せることになります。

そのためには、介護従事者は以下の症状が活動時に現われるかをチェックしていく必要があります。

・「疲労」「動機」「息切れ」「胸の痛み」
※ 暗記事項

・定時体重が1週間に2kg以上増加があるとき。
※ 2kg以上の際は、循環器科へ

水分ケアは要介護高齢者重要なケアでありますが、リスク管理についてもしっかりとした知識を得て実施することが重要となります。

要介護高齢者の心身の状態は変化しやすいです。

要介護高齢者に不利益が発生しないように対応していくことが望ましいと考えています。