インキュベクス上村です。

訪問看護ステーションの開業を目指す看護師をどんな風に支援するのか?

そもそも看護師のいう独立っていうのは少なくも3パタンに分けられる。

まず1つ目はお友達同士で開業するタイプ

訪問看護ステーションの開業要件である2.5名体制を友達同士が3名集まって開業するタイプ。この場合は自分たちの身体が資本なので、いわゆる資本金に厚みをつける必要はないわけです。

唯一のリスクは訪問看護先ができるまで、つまり売り上げがたつまでの自分たちの給与が、いままでの勤務先と比べて落ちる可能性があるということ。

しかし、一方で売り上げがたたなければ店をたたみ、実害が出ないように解散し、新たな職場に戻ることができる。

2つ目は、自分のお金で会社をつくり、独立開業するタイプ。

私が知る限りで書きますが、答えから言うと、看護師が独立して新たに興すの組織であっても手元資金1500万円程度くらいで事業の計画が描けないと、毎月10名以上の新規客が拡大するユーザーニーズには対応ができずに、結果創業条件である。

3名の事業所から抜け出すことはできません(これが独立の場合の多くの現状といえるでしょう)

訪問看護ステーションの運営にかかる経費は、よっぽど豪華な事務所でも構えない限りはほぼすべてが人件費です。

年収500万円の方を採用するんであれば月割りにした単純計算でも41万円×2.5名分の102万円が少なくとも採算分岐点を超える7ヶ月前後の期間キャッシュアウトし続けるわけです。

7ヶ月にかかる絶対コストは717万円ですが、これだけでは事業成長は実現しないのです。

事業成長の実現はさらに、毎月10名の顧客が増加するごとに投下すべきナースや、リハ職の採用コストがのってくるわけです。

ここでの選択は・・・事業成長をし続けるか?顧客の新規オーダーをストップするか?という選択といえます。新規オーダーをSTOPすることを決めると、新規採用もする必要はないわけです。

身もふたもない話ですが・・・事業成長を検討する場合は、少なくとも1500万円ほどの資金手当てがない限りは夢見ることせも無理ということになります。

あーー、昔よく耳にした、お客様をそのまま引き連れて退職するようなパタンは含まれていません。

3つ目は、企業内経営者というパターン

私が思う最も安全で、リスクが少なく、しかも増加し続けるエリアニーズに即した訪問看護ステーション経営のスタイルはまさしくここです。

少なくとも事業運営に投下する資本は会社から与えられ、しかも待遇面では年収1500万円から、年収2000万円を実現するというものです。

この給与をどこから出すのか?を考える場合はそれこそ2通りの選択ができあがります。

3の1は企業内経営者が、訪問看護師として実務をする場合です。年収1500万円である場合の単純月額は125万円です。

つまりは労働分配率を80%とした場合は月に156件訪問を実行できれば・・・

許容範囲としての年収1500万円プレイヤーができあがります(妄想ではなく、私は実際にこんな風に計算を積み上げています)

3の2は企業内経営者が、訪問少々で、マネージメントを行う職業経営者としての役割です。

職業経営者の給与設定をどう考えるのか?ということですが考え方はこうです。

ご本人の希望が年収1500万円である場合は、まずは基本給とインセンティブ給で役割を設定する必要があります。

基本給で900万円くらいであれば、年間で最大6000万円前後を事業目標とすべきでしょう!

※本人に高い給与を支払った上で営業利益を20%設定する場合はだいたいこんなものですね。

そして、本人希望と1500万円と、基本給900万円の差額である600万円を事業成長(売り上げ成長)からインセンティブ給として還元する規定をつくります。

インセンティブ給発生は年商6000万円以上の事業成長に対する数パーセントが妥当ラインだとすれば、年商1000万円アップであれば、3%の30万円が年間インセンティブとしては妥当。

つまりは、年間600万円の収入アップを成果報酬から還元する場合は年間2億円の増加がこたえになります。

つまり年間2.6億円の訪問看護ステーション経営では年収1500万円の企業内経営者が誕生するということです。