インキュベクス上村です。

今回は、元々「そもそも異業種に訪問看護事業経営はできるのか?」というタイトルで書き始めました。

書き進むうちにより主題が明確になり、「訪問看護ではベテランも、若いも同一賃金、回7000円は可能か?」にタイトル変更させてもらいました。

何故、このタイトルがしっくりきたのかは、以下で述べます。

起業された700社のうちの、おおよそ90%が異業種なんですが・・・

インキュベクスの訪問看護ステーション起業支援を通じて起業された700社のうちの、おおよそ90%が異業種なんですが・・・

訪問看護事業経営について、私が気が付いたいくつかの点をご紹介します。

(1)訪問看護ステーションマネージメントの問題

本来であればマネージメントは普通のことなんですが・・

このビジネスはどのような看護師さんと組むかでいきなり壁ができるようです。ちなみに私がいままで拝見した看護師さんには、まあすごい方が多数いらっしゃいます。

訪問看護は「1日2件しか訪問しない」これは業界の常識だとおっしゃる病棟では師長までを経験した方。また、訪問看護経験のある60代看護師は「移動はタクシー」と言い張ります。面接の時に書面もお渡ししたはずですが・・

このような方が社内に在籍することで、日増しに同じような思考のスタッフが増加し、気がつけば1日2訪問しかしない訪問看護ステーションが見事に出来上がります。

(2)KPIを掲げなければ組織風土がつくれないという現状

本来はKPIのある文化でそだった看護師さんであっても1人日6訪問を行うことを前提の採用が書面により明らかにする必要があります。

上記(1)で書かせていただいた1日2訪問では民間経営は成り立ちません。

あらかじめ地域ニーズを掌握した上で1日5件、以上の訪問計画を検討したのであれば、自社の方針をあらかじめ書面で示すことができる状態は整備する必要があります。

また、

・30分~1時間の訪問であれば、何分で看護記録を作成しなければいけないのか?

・何分でその訪問先を出てもかまわないのか?

・訪問先の情報掌握のためのミーティングは月に何回?

・何分ですすめるか?

なども明らかにする必要があるのです。

(3)同一労働同一賃金の問題(人事評価の問題)

ここは賛否両論がわかれるところですが・・

私が今、挑戦していることは「同一業務同一賃金」というものです。

原則はナース1人の稼動により頂戴できる訪問看護サービスは認定看護師がいっても、経験30年のベテランが訪問しても、ホヤホヤのナースが伺ったとしても介護保険からはのものは基本1万円は1万円なのです。経験、職位、職能では変わりがないのです。

なにしろ原則、同一業務、同一賃金ですから・・・

原則、経験不足を補う明確なスケジュールと内容をあらかじめ設定したOJTやオフJTにかかわる教育担当者や、外部に対して支払う経費などを差し引いた状態をきちんと見える化する必要を感じています。

何らかの専門分野を強化するための教育期間のみが支払い単価が若干落ちるが、教育がすんだ場合は原則、べテランも若いもあんまり関係がないように思うわけです。

医師は医師ですし、歯科医師は歯科医師ですし・・

個人的な感想をいえば昔の歯科医師は痛みいサービス、若い歯科医師のそれには痛みを感じないのは私だけでしょうか?

(4)地域連携の問題

訪問看護ステーション経営を考える場合は、誰がこの業務を担当するのか?

中にはこの業務を営業場面ととらえると、営業なんてできるわけがない!という話になるわけです。

私自身が介護施設開業に向けて1年前からさまざまなかたがたとの交流をはじめ、エリアのニーズを引き出し、施設や訪問看護ステーションとして何ができるのか?をエリアや関連するかたがたと徹底討論すべき場だったりします。

私について言えば地域が抱える「居住の問題」「認知症のはいかい」対策をすすめることはのほか、来週からは「リハ職」の育成を地域ですすめていこうと考えているわけです。

特に今日一番書きたかったことは・・・

以上、4点が私が700社の起業支援を通じて気が付いた点ですが、特に今日一番書きたかったことは(3)の人事評価の問題です。同一業務同一賃金なのです。

ベテランにも若いスタッフにも一様にチャンスが広く提供される環境整備が重要ですし、訪問スタッフのがんばりに報いるためにもマネージメント側が、できる限りの努力と最新のテクノロジーITを使用し、請求業務などから人手を排し、労働分配率が高くとも経営が良好な状態が整備する必要があるのです。

ちなみに、かねてより申請していたビジネスモデル特許を取得を了承いただきました。

これも省力化と、働きやすさや、無駄の排除、待遇の向上を実現するためのものなのです。

「介護事業に携わる介護職に人事評価装置・人事評価方法・介護職に対する人事評価を伴う介護事業方法人事評価装置に用いられるジョブカードおよび人事評価装置に用いられるコンピュータ読み取り可能な介護ソフトウエア」というものです。

・・・改めてこの内容については情報を共有させていただきます。

さいごに

いろいろ書きましたが来週からは「ナース」「リハ職」「介護職」それぞれのかたがたとアイデアソン、ビジネスモデルミーティングなどを通じてプロフェッショナルナース、フリーランスのリハ職育成を開始します。

プロナース・プロリハとは1時間7000円の単価で好きを仕事にできる方々を指しています。

どんな未来が待っているのか楽しみです。

日本全国ですすめますので、チャレンジしてみたいかた、提携されたい方とも様々をご一緒させていただきます。