梶山の植栽について


こんにちは!「介護の王国」プロジェクトメンバーの舩見です。

初夏の風を感じるようになって来ましたね。夏までに痩せよう計画の私ですが、その計画はなかなか進まず・・・せめて、健康診断前に2キロ・・・・

今日は高齢者とガーデンについて、ちょっとうんちくを・・・

私は8年間外構設計をしてきたのですが、その時にいろいろ勉強した事や、気づきをご説明したいと思います。

人は年を重ねると、花鳥風月の順に愛でるようになるといわれています。

草木花を見て慈しみ、そこに遊びに来る小鳥を可愛がり、風を感じて月を見上げる。

まるでかぐや姫のようだな~と感慨深いです。

先日『介護の王国 梶山店』にお花を植えてきたわけですが、そこにはいくつかの狙いがあります。

まず1つめは『視覚』です。

近年、高齢者対策として、手摺の設置や段差解消のバリアフリー化は一般化してきました。

しかし、色の配色などによる、高齢者対策はまだ遅れているのではないかと感じています。

加齢による視界黄変化

目のレンズにある水晶体は老化に加え、紫外線などの誘発因子により次第に濁り始め透明⇒黄色⇒褐色へと「白内障」が進行し、物がかすんで見え始め、明るさが落ちてくる上に、景色が黄ばんだように見えてきます。

例えば、白地に黄色で書かれた表示は見えにくく、青や緑は黒に近い色に見えます。

色の見易さでいえば、暖色系が見えやすく、寒色系が見えにくくなるのです。
 
そこで、今回植えた花は暖色系を中心に植えました。

赤やピンクは高齢者に認識されやすく、また、植物や空を見ることは目の緊張を和らげ視力回復の高価があると言われています。

カラーセラピー効果

また、植栽にはカラーセラピーの効果があると言われています。

緑色は安心感と安らぎを与える色ですし、赤などの暖色系は活動的で刺激を与える色。
青は興奮を鎮め感情を抑える色です。

緑は心身のバランスを整えリラックスさせる、最も最適な色なのです。

窓から植物の緑が見えたり、身近に植物があるだけで、人はのびのびとリラックスして過ごすことが出来ます。

フィトンチッド効果で精神に深いリラクゼーションをもたらす

自然や植物がたくさんある場所に行くと、爽快感を感じたり、心が落ち着き、深いリラックスを感じた経験がある人は多いと思います。

それは、植物が発するフィトンチッドと呼ばれる香り成分が深く関係しています。

フィトンチッドは植物が自分の体を守るために放出している成分で、周囲の菌や細菌などの微生物を殺し浄化する働きがあります。臭いにおいを抑え、空気が浄化され、木々を清浄に保っているのです。

フィトンチッドは脳内のアルファー派の発生を促し精神を安定させる、呼吸を正常に整える、交感神経の興奮を抑え不眠を解消する、肝機能を改善するなど、心身を深いリラクゼーションに導く様々な効果が、科学的にも立証されているんです。

高齢者福祉分野では、認知症の予防と進行を抑える作業として、うつ病を緩和するために、日常生活の機能を維持し向上させるために園芸療法が取り入れられています。

『介護の王国 梶山店』は、今はまだ小さいですが、秋には色鮮やかな花々が咲き、緑もより一層濃く豊かになることでしょう。皆さんも良かったら、是非見学にいらして下さいね。

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